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インド佛蹟巡拝の旅への誘い

2000年から2003年に4度にわたってインド佛蹟巡拝をいたしました。
佛蹟には、仏陀釈尊の誕生から涅槃までの御一生の縁の地と、釈尊涅槃後の仏教の足跡とがあります。

誕生の地(ルンビニ)、悟りの地(ブッダガヤ)、初めての説法の地(サールナート)、涅槃の地(クシナガラ)の四大聖地と、王舎城・霊鷲山(ラージキル)、6.祇園精舎(サヘトマヘト)、ブァイシャリ、サーンカーシャを加えて八大聖地のほかに、釈迦族の城(カピラ城)、前正覚山、ナーランダ大学 等があります。

また、釈尊涅槃後の仏教の繁栄と衰退の約千年の足跡も見逃せません。
特に、サンチーは仏滅後200年後アショカ王建立の大塔など同時そのままの姿が残されており、芸術的にも見逃せない仏蹟です。
また、アジャンタ、エローラの石窟寺院は世界遺産であり、敦煌の莫高窟の基となったもので、そのスケールの大きさと創造力の強靭さには、ただ驚くばかりです。
そしてめったには足を伸ばすことのない、龍樹菩薩ゆかりの地、ナーガルジュナコンダ、ここは南インドを代表する仏蹟で、仏陀の舎利(遺骨)を拝観できます。

また、インドの都市、デリー、ムンバイ(ボンベイ)、カルカッタ、ベナレスなどは日本では想像できない雑踏の中、宗教と日常の生活が融合し、一切の生命が共に生き合っている、また生と死を共有していることが実感されます。
また佛蹟のある所は、田舎がほとんどで都市と全く異なった昔ながらの生活の中に、力強さと自然と一体となった姿が感じられます。
日本での生活に行き詰まりを感じ、方向性を見出せない今、インドの旅が宗教とは何か?そして生きることの根源を問うてくれるのではないでしょうか?

合 掌

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